「会員企業の環境経営実践事例」Environment Section By Osaka Association of Small Business Entrepreneurs
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一人一人が役割以上の仕事を


表彰される上島珈琲貿易(株)

上島珈琲貿易(株) 代表取締役 上島 淳史氏

 そもそもエコには程遠い会社でした。工場・倉庫・事務所・その他、ありとあらゆる照明・エアコンは点けっぱなしでもったいないと思っていました。そのもったいないという感覚で社内で検討すると、社員は自分達が不便や負担を強いられると感じるのか、変わることができませんでした。
 しかしEA21に認証を取得し環境教育を始まると身のまわりことでなく地球環境のためと受け取り、どんどん変化しました。震災の影響もありますが、認証後初めての春先には、社員から網戸を購入の希望の声が上がり、季節の良い期間は、外からの風でエアコン使用なしも実践できました。今まで、エアコンに頼って、窓を開けることもほとんど無かったことが嘘のようです。
 また、使っていない場所の照明もどんどん消されるようになりました。さらに、車の運転についても社員がエコドライブの推奨・実践のため「エコ安全ドライブ5か条」のシールを自ら調べて取り寄せてくれました。シールは社有車の運転席から見えるところに貼り付けられ、出発前の「5か条の読み上げ」も定着し、その結果、昨年と今年のガソリン燃費が11%よくなりました。
 そんな風に、いろいろな部分での自主的な活動につながっています。一人一人のアイデアが、部門を越えての情報交換のために打ち合わせをする機会が増えました。社員同士のコミュニケーションが深まりました。
 このように、わが社は企業風土作りの推進に活用できました。一人一人が、垣根を超えて意見を出し合い、一人一人が自分の役割以上に仕事をし、そして全社一丸となることを目指していますが、エコアクション21と環境経営を通じて確実に前進しました。 感謝です!

地球にやさしい快適空間を商品化した経営革新事業


吉野杉を使用した吉武工務店オフィス

(株)吉武工務店 代表取締役 吉田 丈彦氏

 弊社のエコアクションの取り組みを開始したのは、昨年からです。そこには、経営革新事業とのかかわりが深くあります。それは、弊社の事業である、建設業という仕事で、今まで建築工事に携わり、多くの住空間を提供してきましたが、住空間が環境に与える影響力の大きさを常々感じていました。
 断熱も気密性もなく、エネルギーロスの多い空間で、雨風をしのげたらいい程度の建物が多く存在しています。そこで、わが社は省エネでかつ、日本の森林を守る空気の美味しい、地球にやさしい快適な空間を、提案型でできないものかと考えました。その取り組みを商品化したのが弊社の経営革新事業でした。  そして、その空間をお客様に体感してもらえるように、モデルオフィスにしたのが、弊社のクリエイティブオフィスです。そのモデルオフィスの取り組みの一部を紹介します。
 地産地消にこだわりました、吉野杉の間伐材を使用しております、壁はシラス壁という調湿効果の高い材料を使うことで、空調の設定温度を2℃変えることができます。
 暖房は薪ストーブです、仕事で出た材木の廃材と、地域の山の間伐材を燃やして、暖を取っています。昨年はエアコンをかけないでこのストーブで温かく過ごしました。
 雨水は一度「雨水タン君」で受けて、トイレの排水、庭や畑の水、道具洗いやマキ水に利用しています。その他にも、太陽光や高気密断熱などに取り組み、固形燃料をあまり必要としない空間づくりに取り組んでいます。